ブナの原生林が見事
三頭山は奥多摩三山(三頭山、御前山、大岳山)の最高峰。その名の通り、西峰(1,527メートル)、中央峰(1,531メートル)、東峰(1,528メートル)から成り、3つの山頂があります。山頂は眺望に恵まれ、富士山や雲取山、奥秩父山塊、丹沢山地などを望むことができます。
三頭山周辺は、東京都檜原村都民の森水源林として保護されており、山頂周辺には美しいブナ林が残っています。
登山ルートは檜原村側にある「都民の森」を経由するルートが人気。登山道の整備がされているため、歩きやすく、体力や経験に合わせてコースを選ぶことができます。また、野鳥も多く、鳴き声を楽しみながら歩くことができます。
四季折々の植物や野鳥の声に癒されながら歩け、美しいブナ林を堪能できるコース。鞘口峠経由で山頂まで約2時間。途中の見晴らし小屋で休憩すると良いでしょう。展望台兼休憩舎が見えたら山頂はもうすぐ。まずは山頂の一つの1528メートルの東峰に到着します。中央峰の山頂を経て、見晴らしの良い西峰の山頂でランチタイムを。ここから最寄りのトイレは西峰山頂から15分ほど下ると、避難小屋があります。
下山はムシカリ峠を経由し、ブナの路で三頭大滝へ。滝見橋から三頭大滝が眺められます。三頭大滝からは足にやさしいチップの敷かれた道を歩き、森林館へ。館内には休憩室やレストランもあり、森の様子や森に住む動植物を紹介していますので、立寄ってみてください。
JR五日市線武蔵五日市駅 → 西東京バスで約1時間10分、終点「都民の森」下車
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