信仰の山を訪ね、パワースポットと大自然を満喫
秩父多摩甲斐国立公園の表玄関にそびえる標高929メートルの御岳山は、古くから霊山と崇められた信仰の山です。ケーブルカーで気軽に登ることができ、山頂の武蔵御嶽神社付近からは、筑波山・都心の高層ビル群をはじめ、房総半島・横浜ランドマークタワーまでも望むことができます。また、御岳山は野鳥・昆虫・植物の宝庫としても知られ、春は新緑と野鳥の鳴声をたずねて、夏は涼をもとめて苔むした岩間を流れる清流の美しいロックガーデンへ、秋は紅葉(10月半ば~11月中旬頃)を満喫、冬は澄んだ空気の中、夜景を眺めるなど、四季を通じておおいに自然を満喫できます。
ケーブルカーを利用することができ、初心者でも歩きやすいため、御岳山で一番人気のコースです。ケーブルカーで御岳山駅を下車し、すぐそばの御岳平で展望が楽しめます。御岳平からリフトに乗り換えて約2分で富士峰園地展望台に到着します。ここがさらなるビューポイント。パワースポットの「産安社」、「御岳ビジターセンター」を経て、山岳集落や売店が並ぶ参道沿いを歩き、御岳山山頂の武蔵御嶽神社へ。長尾平まではアップダウンが少ないですが、そこから先は勾配が急な場所もあるため、トレッキングシューズなど安全のための装備が必要です。七代の滝から綾広の滝までの約1.5キロは、ロックガーデンと呼ばれ天狗岩をはじめとして大小さまざまな奇岩があり、苔むした岩の間を清流が織りなす情景は訪れた人を幽谷の世界に誘います。
JR青梅線御嶽駅下車、西東京バスでケーブル下(滝本駅)行きで約10分、終点下車。滝本駅からケーブルカーで御岳山駅下車
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